大人の家庭菜園(R)

家庭菜園が趣味の人のブログです。日々の家庭菜園の取り組みの記録や気づきをまとめていきます。

人参の天敵、キアゲハ発見!

※令和元年11月9日

人参の天敵、キアゲハの幼虫を発見しました。
キノコ対策でトンネルを外したあとに飛んできたのでしょう。
以前パセリが全滅させられたので、我が家ではブラックリスト入りしています。

人参の上にいるキアゲハの幼虫

人参の上にいるキアゲハの幼虫

 

キアゲハの幼虫はこんなにも危険

以前我が家では、キアゲハによってパセリを食べられてしまったことがあります。
パセリは人参と同じでせり科の植物です。
このせり科の植物にキアゲハは産卵し、幼虫はその葉を食べて育ちます。
当時パセリの大きさは縦横30cm程。
そこに20ひき程のかわいい幼虫がついていました。
そのうちツルツルした緑色になりました。
地獄はここから始まりました。
わずか数日で数本の枝を残して食べつくされてしまったのです。
跡形もない・・・という表現がこれほど適切な事案はこれまでにありませんでした。

 

 

キアゲハの幼虫は見つけにくい

このキアゲハの幼虫は非常に危険です。
キアゲハの幼虫は小さい頃はまだ黒く見つけにくいです。
脱皮を繰り返すうちに緑色の縞模様になっていきます。
この状態になると、人参の葉の形に隠れて見えにくくなります。
独特の模様が迷彩となって人参などのセリ科の植物にうまく溶け込みます。
そのためなかなか発見できず、気がついた頃には葉がボロボロにされたなんてこともあります。
見つけ次第即刻駆除しないといけません。
我が家では人参のトンネルを外してからそろそろひと月ほど経過しました。
ちょうどキアゲハの卵が孵化しそして、幼虫が葉っぱをモグモグし始める頃だと思います。
正直季節も9月の半ばを過ぎていたため、かなり油断していました。
キアゲハも1度しか見ていません。
そのためネット外すタイミングとしては完璧だと思っていました。
ですがそう甘くはなかったようです。
今年こそは成功させたいので何としても害虫だけは駆除しなければいけません。
キアゲハの幼虫は緑色つるつるしていて見た目はとても可愛いのですが、残しておくと非常に厄介です。

 

 

キアゲハの幼虫はとりにくい

触れるとオレンジ色の角を出して威嚇してきます。
これが強烈な匂いです。
柑橘系の匂いを凝縮させてちょっと腐らせたような臭いです。
体を器用に起こして、触った指に角をくっつけてきます。
角に触れられると臭いが付き、洗ったてもなかなか落ちません。
また、脚力にも注目です。
さなぎになる直前の最大になった幼虫はものすごく脚力が強く、うまくとらないと葉っぱごと引っこ抜いちゃいます。

 

 

まとめ

極力、毎日観察するようにしましょう。
キアゲハが黒くて小さいうちに駆除すると影響が小さくてすみます。