大人の家庭菜園(R)

家庭菜園が趣味の人のブログです。日々の家庭菜園の取り組みの記録や気づきをまとめていきます。

人参のトンネルにキノコが生えたんだけど大丈夫?

令和元年8月26日
人参のトンネルにキノコが生えました。
間引きの際に発見しました。
かなりの量のキノコが生えていました。
キノコが生えると不安になる方がもいるかもしれません。
そこで人参のトンネルに生えたキノコについて記載していきたいと思います。

人参_キノコ

 

キノコが生える条件

キノコが生える条件としてはしっかりと地面に養分があることと湿気が足りていることの2つです。
今回人参の畝には堆肥と化成肥料をまいています。
堆肥の量は比較的土がふかふかになる程度の量を撒いているので、キノコが生えるのに十分な養分を提供しています。
次に湿度です。
虫の被害から守るためにトンネルを作っています。
トンネルを作ると虫から守ってくれるだけでなく、一定の湿度がトンネルの中に保たれます。
特に夏の暑い時期は人参が乾燥しないように毎日水撒きをしていました。
その為、日中帯に水撒きした水分が気化するためにトンネル内に水分が溜まります。
これで十分な湿度が保たれます。


このように、トンネル運用をしたために、栄養・湿度ともに、キノコが生える条件が整っていました。

 

 

きのこが生えることによるデメリット

キノコは菌類ですので、非常に成長のスピードが早く、出ては消え出ては消えを繰り返します。
きのこが生涯を終えて萎れる際に人参の苗の葉を巻き込むことがあります。
キノコが人参の葉に接触すると、接触した部分の人参の葉がしおれることがあります。
茶色く傷んでしまい、見た目もよくありません。
そのため、キノコをみつけたら抜いてしまいましょう。

 

 

キノコを抜く際の注意点

きのこを抜く際には必ずマスクをしておきましょう。
できれば胞子を吸わないような密閉できるマスクの方がいいです。
私はキノコを抜く際にマスクをせずに作業しました。
キノコの胞子を思いっ切り鼻から吸ってしまい、くしゃみで鼻水が丸2日治りませんでした。

 

 

トンネルを外した方がいい?

トンネルを外すと湿度が満たされた状態から乾燥した状態になります。
つまりきのこの増殖を防ぐことができます。
トンネルを外してしまえば、キノコは生えてこなくなります。
それでも、ある程度トンネルを外すタイミングは計算が必要です。
人参の本葉が20cm以上の長さになり、バッタによって食い散らかすされる心配がない大きさになってから外すほうがいいと思います。
また周囲の状況を見てキアゲハが飛んでいないと把握できれば外してもいいと思います。
キアゲハが飛来するうちは外さない方がいいでしょう。
食い散らかされて葉っぱが丸裸にされます。

トンネルを外した後、水分不足でしぼむキノコ

トンネルを外した後、水分不足でしぼむキノコ

 

まとめ

きのこが生えること自体は決して悪いことではありません。
土壌に十分な栄養と水分がある証拠です。
でも、葉っぱを傷めてしまうので、見つけたら極力抜くようにしましょう。