大人の家庭菜園(R)

家庭菜園が趣味の人のブログです。日々の家庭菜園の取り組みの記録や気づきをまとめていきます。

オンブバッタ大量発生の理由

11月なのにまだ大量のバッタが庭にいることに驚きを隠せません。
人間の感覚としては寒くなると虫は出ないだろうと思ってしまうからです。
特に今年はオンブバッタが大量発生しました。かつて我が家ではこのようなことはありませんでした。

オンブバッタ

 

オンブバッタの生態

オンブバッタは5月から11月まで活動をします。食欲旺盛な種であることが知られています。

このオンブバッタですが、多種多様な植物を食料にしています。我が家の野菜ではキク科、シソ科、ナス科の植物を育てているので格好の餌食といえそうです。
また、こちらは雑草の類ですが、イネ科やカヤツリグサ科の植物も餌になります。残念ながら、これらの雑草も我が家では大量に生えています。

 

 

「匂いの強い野菜に虫はつかない」は思い込み

なかなかシソなど香りの強い野菜に虫がつく印象はありませんでした。しかし、シソを喜んで食べるのがオンブバッタでした。

我が家では5~6月頃、まずシソの上に大量のバッタが発生します。
そしてシソの成長が最大になった7月頃、食料源を人参の苗に移しました。
そして人参がある程度育った10月頃、今度は冬野菜として育てている小松菜や大根に移っていきました。

まるで野菜が柔らかくて美味しい時期を狙って移動してるようです(笑)

 

 

オンブバッタにとって天国だった我が家の畑

このようにして、オンブバッタにとって我が家の畑は、一年中活動することのできるレストランのような存在だったでしょう。そのおかげで葉物野菜がボロボロです。根っこ野菜もネットをかけたり工夫しなければおそらく全滅させられていました。シソに関しては成長が軌道に乗ると苗が大きくなるのでオンブバッタも食べきれなかったようです。より柔らかくて美味しい他の野菜に移っていきました。

 

 

まとめ

このように昆虫の生態に関しては、よくよく調べていかないとわからないことだらけです。なぜ今年だけオンブバッタが大量発生したのか?それはおそらくオンブバッタが生きていける環境が我が家にあったからだと思います。