大人の家庭菜園(R)

家庭菜園が趣味の人のブログです。日々の家庭菜園の取り組みの記録や気づきをまとめていきます。

【ブロッコリー】の紹介と栽培の特徴

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ブロッコリー
それは春から夏にかけて育つ、イカツイ見た目の緑の野菜
シチュー、スープ、炒め物、パスタの具など多彩な食べ方ができます。

今回は栽培の特徴をまとめ、そもそも「ブロッコリー」ってどんな子なのか見ていきたいと思います。

 

1、意外!それはアブラナ科


実は菜の花の親戚だったりします。
そのため、モンシロチョウ対策が必要になります。
毎日何十匹ものアオムシを駆除しても追いつかなくなります。
農薬を使わないのであればトンネルが必須です。

 

2、長い下積み時代、本当にあのブロッコリーになるのか?


ブロッコリースプラウトをご存知でしょうか?
種から育てると、最初はとても記者な双葉です。
2か月かけて15cmくらいの小さな菜っ葉になります。
自分で育てていないと、これがブロッコリーだとは絶対にわからないと思います。
そしてさらに2か月かけておきくなり、ようやくイカツイ緑の頭をつけます。

定植直後のブロッコリーの見た目

定植直後のブロッコリーの見た目
3、ボディビルダーも愛用!?

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タンパク質が豊富で筋トレにもおすすめなブロッコリー
肉からタンパク質を取ろうとすると脂質が気になってしまいます。
そこで登場するのがブロッコリー
野菜のブロッコリーなら余計な脂肪分を気にしなくていいのです。

 

4、なんと収穫は2回で2度おいしい!

我が家でとれたブロッコリーの子株

我が家でとれたブロッコリーの子株


スーパーで目にするのは花蕾というブロッコリーの頭頂部の蕾(つぼみ)
実は花蕾を収穫するとブロッコリーは生命の危機を感じて、脇から小さい一口サイズの蕾をポコポコ生やします。
これを側花蕾といいます。
冷凍の野菜ミックスなどにも用いられているようです。

 

5、スーパーで買うと結構高い野菜


年間を通してなかなか値下がりしない野菜という特徴があります。
148円~198円くらいの値段設定が多く、それ以下にはほとんど下がりません。100円なら即買い&大量購入して冷凍保存しておきましょう(笑)。
そのため、ブロッコリーを家庭菜園でたくさん育てることができれば、非常にお得な野菜ということになります。しかしながら栽培期間が種まきから約半年と非常に長いです。しかも、無農薬で栽培しようとすると世話も大変です。コストパフォーマンスに合っているかと言うと正直微妙です。

 

6、収穫は安定しているか?

収穫日にとれたブロッコリー

収穫日にとれたブロッコリー


二度目の収穫を行うという前提であれば、失敗はしない野菜だと思います。非常に虫の被害に遭いやすいのが特徴で。多くのブロッコリーの実が虫にやられてしまいます。傷んでいない完全な実は半分取れれば良い方です。収穫の際、傷んだ実は傷んだ部分を切除して収穫します。その切除した部分を2度目の収穫で補う形です。そのため無農薬を貫く場合でも最終的な分量としては植えた本数と同等のブロッコリーが収穫できます。