大人の家庭菜園(R)

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迷ったらここに戻る!絹さやの栽培方法まとめ

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きぬさや

それは春から初夏にかけてが旬のマメ科の野菜

「さやえんどう」という名前でも知られています。
味や香りにクセがないのでお味噌汁をはじめとしたスープや、
炒め物、あんかけ、白和えなど多彩な食べ方ができます。

基本的には中の豆が育つ前の若い実を食べるのですが
あえて放置しておいてスナップエンドウとして食べることもできます。

 

栽培の特徴まとめ そもそも「きぬさや」ってどんな子?
 
1、きぬさやはめっちゃ弱い!

つるを巻く植物の場合、放置しておいても勝手にのびて
支柱やネットを登っていく野菜が多いです。

しかし!きぬさやは違います。

自力でネットにしがみつくまで成長するには春先まで待たなくてはなりません。
それまでにちょろちょろ伸びてくるので、この間はひもで括り付けたり
霜よけをネット代わりにして寄り掛からせたりと工夫が必要です。

 

2、霜よけが必要!

きぬさやの種まき時期は中間地では12月です。
まいてから半月ほどで芽をだします
2月までの寒い時期はせいぜい10~20cmくらいまでしか成長しません

おまけに霜に弱いので笹の葉や篠竹の枝などで
きぬさやの頭上を覆ってあげる必要があります。

冬に植える野菜なのに霜に弱いとは・・・わがままなヤツめ!

 

3、株間はしっかりあけておくこと!

3月下旬頃から急激に成長し始め、ゴールデンウイークあたりには収穫ができるようになります。
2月までの弱々しい姿からは想像できないくらい繁茂するので
種の袋に書いてある株間は守るようにしましょう。

 

栽培の流れ どう育てていくの?

細かい解説は詳しいサイトがたくさんあるので専門家にお任せして
ここでは、我が家(南関東=気温の分類上は中間地)の場合の情報を載せていきます。
そのため、一般的な解説サイトというよりは
あくまで、中間地で育てる場合の具体例の一つと思っていただければ幸いです。

 

栽培時期 

・12月上旬~6月初旬

 

栽培方法

 ・土づくり
→種まきの一か月前に耕し、消石灰を混ぜておきます。
30cmくらい深く掘り、スギナなど後に駆除が面倒になる雑草の根を除いておきましょう。

 

・種まき
→12月上旬に行います。
土づくりが遅れたらポットに撒いておきましょう

種まき、もしくはポットからの植え付け時は再度耕し、一列の深さ20cmくらいの溝を作ります。
溝の底に、元肥として鶏糞を筋状に撒きます。分量は溝の底が隠れるくらいで大丈夫です。
そして、掘り返した土を溝にもどしていったん平にした後、種を2~3粒づつ一列に植えていきます。
我が家ではたくさん植えたかったので株間は20cmくらいにしました。
理想は30cmで、このほうが余裕ができますしうどんこ病になりにくくなります。
15cmだと密集しすぎて収穫時につらいです。
密集させる場合は種を一粒づつ植えましょう。

 

・防虫ネット
→未使用

 

・間引き
→なし

 

追肥・中耕
成長が始まる3月下旬~4月上旬ごろに化成肥料をまきます。
根本のまわりにパラパラと筋蒔きにします。

 

・収穫

→ゴールデンウイークごろから一気に実ります
短期間でどっさり収穫できるため、あらかじめ料理のレパートリーは増やしておきましょう。
もしくは欲しい人を見つけておいておすそ分け

 

病気

うどんこ病が5月末ごろから発生し始めました。
密集させすぎると発病してしまうそうです。
時期的に収穫終了間際でしたので我が家では放置し、そのまま収穫終了を迎えました

 

害虫

→我が家ではアブラムシが多いです
が、特に害になっているとは思えないので放置しています
ちなみに農薬は撒いていません。

 

まとめ

きぬさやは、か弱い生き物です
でも、つける実はとっても可愛いですよ^^

面倒がらずに大切に育てていきましょう